好奇心の扉を開く:ワークショップ事後レポート
COLUMN

好奇心の扉を開く:ワークショップ事後レポート

「やってみたい!」「おもしろそう!」といった好奇心に飛び込むためのきっかけづくりをしているツクルワークショップ。ここでは、「考えること」や「発想」を切り口に企画・実施したワークショップの様子を写真を交えてレポートしていきます。

ツクルワークショップ

文字が動き出す!?クレイアニメワークショップ(事後レポート)

文字が動き出す!?クレイアニメワークショップ(事後レポート) サムネイル

ウツワツクルでは、11月22日(金)に「クレイアニメ」ワークショップ(小学生対象)を開催しました。クレイ(粘土)を使って自分の名前を文字として形づくり、オリジナルのアニメーションを制作するワークショップです。参加者それぞれが絵コンテから考え、1カットずつ撮影。その場で画像をつなぎあわせ、映像にしていきます。ここではどうやって文字を動かそうかな?と真剣に考える子どもたちのようすや制作のステップについて、写真を交えてレポートしていきます。


「没頭できるもの」を見つけてもらいたい

好奇心を入り口に、「没頭できるもの」を見つけてもらうきっかけを提供する場として始めたワークショップ。今回は、クレイ(粘土)を使ってオリジナルのアニメーション動画を制作するワークショップを開催しました。ウツワツクルのワークショップでは、単純に手を動かしてオリジナルの作品を完成させることが目的ではなく、作品づくりのよりどころとなる「絵コンテ」から考えてつくるところから始まります。自分と向き合うことに集中してもらうため、ワークショップで必要なものは全て運営側で用意しました。当日は5名に参加していただき、以下のステップで進めていきました。

STEP① 絵コンテ作成。自分の名前(文字)が動く映像を想像しながら構成を考える。

STEP② 絵コンテに沿って粘土をつくり、文字を少しずつ動かしながら、1カットずつ撮影

STEP③ 撮影したカットを編集ソフトを使ってつなげて、アニメーションの完成。

まずは、「考える」ところからスタート

STEP① 絵コンテ作成
まずは絵コンテづくりからです。参加者それぞれ、頭の中のイメージを書き起こしていきます。絵コンテは映像を制作する上で「よりどころ」となるもの。いきなり作業にとりかかるのではなく、絵コンテを通して事前にシミュレーションしていきます。

真剣に考える子どもたちのようす

STEP② 粘土で文字を形づくり、1カットずつ動かしながらの撮影
絵コンテが完成したら、粘土づくりと撮影に移ります。今回はストップモーションでの撮影のため、粘土を少しずつ動かしながら1カットずつカメラで撮影していきます。

今回は、事前にアレルギーの有無については確認の上、小学生でも取り扱いがしやすい、やわらかい素材の小麦粘土を使用しました

STEP③ 撮影したカットを編集
最後は、撮影した1カットずつの画像素材を編集ソフトを使って1つの映像につなぎあわせて完成です。

メンターがサポートしながら編集していきます

完成したクレイアニメ作品紹介

作品①

作品②

作品③

作品④

作品⑤

最後にみんなで記念撮影!

後日、完成したアニメーションのデジタルデータをポストカードにQRコードを印字する形でプレゼントしました。完成した作品を通して手触り感も楽しんでほしいという想いから、このような形でお届けすることに。

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!

好奇心に飛び込むきっかけを見つけてほしい

今回は「自分の名前」を題材に作品づくりをしてもらいました。作品を完成させることに捉われず、試行錯誤する過程で新しいアイデアや発見を見つけるきっかけになることができたら嬉しいです。今後も「やってみたい」ことに挑戦できる、ワクワクするワークショップを企画していきます。ぜひ興味のあるワークショップを見つけて、あなたの「やりたい」を探してみてください!
あなたの「やってみたい」もあればぜひ教えてください。


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