よっしー、舞台をツクル。
BOTTO PROJECT

よっしー、舞台をツクル。

没頭プロジェクト「自主制作舞台ワガママユーレイ」を応援!
よっしー君20歳がツクル世界。

演劇

#01 自分を動かすワガママ

#01 自分を動かすワガママ サムネイル

橋本 義宏 | HASHIMOTO YOSHIHIRO
2004年7月29日生まれ。EGG所属。 小学六年生〜高校三年生に劇団フルーツバスケット在籍。小学生の頃に不登校の経験があり、その時間よく本を読んでいた。中学生の頃小説執筆に興味を持ち、オリジナル作品、二次創作小説などに挑戦する中で脚本執筆に出会う。お話を作り続けられるよう日々勉強を続ける。 好きなジャンルは死別後に残る希望を描いた感動系、”普通”から逸脱したシュールなコメディ系など。 <趣味>妄想 <座右の銘>案ずるより産むが易し
<経歴> 映像作品「さかなやき」脚本と監督。自主制作舞台「革命」「ワガママユーレイ」脚本と演出


2024年2月末に一度、自主制作舞台を公演したよっしー君。その時には自身が学生時代に過ごしたミュージカル劇団「劇団フルーツバスケット」の仲間と稽古場を借りての上演でした。もちろん色々な大変な思いはあったが劇団や仲間たちのおかげで公演は大成功に終わった。

2024年2月 自主制作舞台挨拶の様子

しかし、よっしー君の中では、何かが満足出来ずにいた。
制作部分がうまく進行できなかったこと。物語の表現が難しかったこと。集客を劇団員の仲間に頼ってしまったこと。これらの反省点を活かして、次の作品に臨みたい!と思うようになったのが2024年の春。

劇団フルーツバスケットの仲間と3人で制作ユニット「沼」を結成。
制作進行を担当してくれる仲間が見つかったことで、よっしー君の次回作が動き出した。古巣の劇団フルーツバスケットに全部を助けてもらうのではなく外に出てみたい。その思いからウツワツクルを劇場に舞台をやってみたい」と相談が持ちかけられました。

この企画を持ちかけられる少し前に、こんなことがありました。
違う映像作品の脚本に行き詰まっていたよっしー君。困ったことがあるとウツワツクルに相談に来てくれます。そこで、ウツワツクルスタッフの山崎がいつものように脚本の相談に乗っていました。悩みの内容は、依頼主とのコミュニケーションがうまくいかないというものでした。

そこに代表・道上も参加することになり、よっしー君が色々と迷いを吐露していると、代表・道上から「書けないのを人のせいにするのはカッコよくない、よっしーが本当に書きたいと思ったものを書く方がカッコいいと思う」と。その言葉にハッとさせられたよっしー君。急に、「紙とペンを貸してください」と一言。

右手にペンを持ち、左手に白紙のコピー用紙を持つと、勢いよく立ち上がりさっと振り返り、ウツワツクルの端にある机に向かう。その時の、ヒラリと舞ったコピー用紙が印象に残っています。そこから数分間、書きまくる。

すごい瞬間を見た気がしました。

代表・道上曰く「あの背中は人類で1番カッコよかった」と。そうしてその脚本自体はまだ日の目を浴びていないのですが、よっしー君の中で何かが動き出した瞬間。それから少しして今回の自主制作舞台の企画が生まれました。


企画書をウツワツクルが受け取ったのが6月の頭。
公演本番は8月25日(日)
会場はウツワツクル!
没頭プロジェクトがスタートしました!

つづく。